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幸後ジョイカジノログイン年頭所感
代表取締役ジョイカジノログイン執行役員
幸後 和壽
年頭所感
2014年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、新興国の経済成長が鈍化傾向から落ち着きを取り戻し、ユーロ圏では債務危機も一段落の様相を呈し、年末にはアメリカの金融緩和政策の縮小が発表されましたが、世界経済は緩やかな回復基調を継続しています。日本経済は、アベノミクス効果が目に見えるようになり、消費税アップの懸念はあるものの、円安の恩恵を受ける業種を中心に賃金上昇が議論され、デフレ経済脱却の象徴になりつつあります。
しかし、トクヤマグループを取り巻くジョイカジノログイン環境は未だ厳しい状況にあります。主力製品の内需減少に歯止めがかからず、多結晶シリコンは、太陽電池向け、半導体向けともに、当面厳しい状況が続くと予想されます。ある意味で企業の信用力を計る「株価」や「格付け」は、トクヤマグループの収益力を見極め、残念ながら現状は魅力的な会社としては位置づけられていません。
2013年度は、ローリング3ヵ年+2年として、100周年ビジョンの新たな数値目標を設定し、支出削減を一つの柱とする収益改善計画を実行してきました。幸い第2四半期決算では、支出削減が前倒しで進んだことにより、予想を上回る収益を計上することができましたが、一方で、収益構造の改革は道半ばにあります。今後も収益改善の手を緩めず、取り組んでまいります。
我々は100周年を迎える2017年度に、売上高3,580億円、営業利益250億円と、13年度予想比で110億円の営業利益増を目指しており、この目標達成にむけて、着実に5~10億円を稼ぐジョイカジノログインを10ジョイカジノログイン以上創出することに注力します。具体的には、塩素誘導品ジョイカジノログインの収益改善、ソーダ灰ジョイカジノログイン、液化水素ジョイカジノログイン、シリカジョイカジノログイン、上海・天津でのNFジョイカジノログインほかライフアメニティー部門、廃石こうボードリサイクルジョイカジノログイン、セメント海外展開・構造改革などが、トクヤマグループの収益構造を変え、成長戦略を推進する確度の高いジョイカジノログインとして、大きな貢献を果たしてくれるものと確信しています。
最後に、ここ数年、化学工場において大きな事故が相次ぎ、業界をあげて保安に関する取り組みが強化されています。安全はジョイカジノログイン活動のすべてに優先し、保安力の向上はトップの責務です。トクヤマのミッションは「ものづくり」。ものづくりの現場一つひとつ、現場で働く一人ひとりが、安全に安定した操業が行えるよう、教育・訓練を繰り返し、安全意識を極限まで高める必要があります。トクヤマグループの安全体制の確立は、永遠のテーマであり大きな課題です。全員の力で課題を克服し、強い気持ちを共有して生産活動を続けてまいります。
以上